僕は神待ち掲示板で見つけた和風な美人を保護してあげましたよ。

いつかどこかで見かけたことのある女優さんのようなきれいな女の人だったんですね。

肩までの髪をきれいに分けていたのが色気があってよかったですね。

彼女がとくに何かで困っているという印象はなかったんですけど、その日は帰る場所がないという感じだったんですね。

だから、ラブホに一晩泊めてあげました。喜んでくれましたよ。

僕が神待ち掲示板で神待ち女子を探すのは、週末に時間とお金の余裕があるときに限られますね。

つましい生活を送っている僕は、それは月に一度のお楽しみになります。

できれば毎週のように神待ち女子を泊めてあげたいのですけど、悲しいことに現実がそれを許してくれないんです。

まさにその月に一度の週末がやってきたときに、神待ち掲示板で神待ちをしている女の人を見つけたんですよ。

すぐにその女の人に連絡して、「泊めてあげるよ」とメッセを送ると、「~で待ってます」と返事が届いたんですね。

もちろん、「必ず迎えに行きます」と返事を返しましたよ。

さっそく彼女が待っているというお店に急ぎました。

お店で待っていたのはひときわ目を引く和風な美人でした。

その女の人は、神待ちしていなくても見かけた瞬間に家に連れて帰りたくなるような美人だったんですね。

こちらに目配せする彼女のもとに急いで近づいて、席に着きました。

そのとき、彼女の荷物をちらっと確認すると、着替えが入るようなバッグは持っていませんでした。

本当に帰る場所がないというのなら、ずっと家に帰っていないというより、ふらっと出てきたというところだろうと見当をつけました。

彼氏とケンカでもしたといったところでしょう。

などと考えつつも確認するのは「一晩でいい?」ということでしたね。

「うん」と彼女。

これでラブホに行くことが決まりました。

彼女は神待ちに慣れているみたいで、初対面の僕と一晩泊まるということに抵抗を感じていない様子でした。

それよりも寝る場所があるということのほうが大事という感じでしたね。

そっちのほうが僕としても心置きなくいろいろできるのでいいんです。

ラブホに泊まることにしていたので、待ち合わせたお店からラブホに場所を移しました。

彼女は和風美人だったけど、背は高かったんですよ。

ラブホで一糸まとわぬ姿になったらかなり印象が変わりましたよ。

背の高い彼女を抱きしめると、僕とほとんど背が変わりませんでしたね。

キスするのにはちょうど良かったですよ。

ベッドに押し倒して彼女の脚を肩にかけて合体しました。

彼女の脚は僕の肩にかけてもまだ余っていましたよ。

彼女としては一晩眠る場所が欲しくて僕に連絡してきたんだろうけど、僕は彼女を一晩寝かせませんでしたよ。
あくる朝、彼女は疲れた顔してどこかに行ってしまいました。