ものすごく無意味なのは自分でも気付いていましたが、私はかれこれ32年間、童貞を守り続けてきました。男は童貞で30歳を超えると魔法使いになる…そんな都市伝説がありますが、「魔法使いになるなら、魔法で嫁を作ればいいやん?」なんて思うように、当然のごとく迷信でしたよ。
30歳を超えた私もそれまでの生活とは変わりなく、平日は職場と家の往復、休日は自宅でゲームするかネカフェに行くという感じで、独身の男らしい生活をしていました。まあこれでもそこそこ楽しいし、「童貞は性病の心配もないし、なんとなく高潔で格好いいかもしれない」と考えたら、つらいことはありませんでしたね。
しかし、32歳になった私は『神待ち女性』を相手にあっさりと童貞を捨てまして、それからは非童貞としてこれまでと変わらない生活をしています。「せっかく守ってきた童貞を捨てるなんて…」と同志の皆様に思われていそうですが、女性の処女に比べると、童貞なんて意識するほどのものではありませんしね。
曲がりなりにも32年間童貞だったのに、なぜ今になって捨てたのか?その理由は驚くほどのものではなくて、『ネットサーフィンをしていたら本当に会えると言われる神待ちサイトを偶然見つけたから』でして、冷やかし半分で書き込んだのですが…。
すると普通に20代の神待ち女性と仲良くなれて、「今日はお泊まりさせてもらっていいですか?」と言われたから、受け入れたのです。この約束ができた時点で童貞卒業も内定したわけですが、とくに感慨はありませんでした。
なお、32年も童貞だと「女の子と話せるの?」と言われそうですが、よほどのコミュ障でない限りは日常会話くらいはできるでしょう。私も挨拶やちょっとした返事くらいは普通にできたし、それだけできれば女の子も泊められます。
初めて女性を家に上げると、やっとドキドキしてきました。そして会話をしている最中に「女の子を家に入れるのも、セックスするのも初めてなんだよね」と言ったら「え、そんな風に見えませんけど…でも、初めてが私でいいんですか?」と返事をしてくれて、なかなかいい子を相手に童貞卒業ができると思いましたね。
初めてしてみたセックスの感想ですが、普通に気持ちいいですし、オナニーよりも満足感があります。ただ、オナニーに比べると労力が必要になるため、「普段はオナニーだけでもよさそうだな」というのが率直な感想でした。
もちろん、私の相手をしてくれた神待ち女性はすごくいい人なので、後悔はありません。
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