現在は『母性ブーム』が強いこともあり、恋人に甘えたい男性というのも増えてきました。母性を求める男性を蔑む人もたくさんいるのですが、母性の強い女性は結婚後も頼りになりますし、そういう相手を探す本能だと考えたら、あながち馬鹿にはできないでしょう。

また、現代社会は男性にとって厳しいため、ときには甘えることで息抜きしたくもあります。女性に甘えると男性は幸せな気持ちになり、これまでため込んでいたストレスも大きく緩和されるため、うつ病対策としても有効かもしれません。

私も末っ子として育ったせいか、女性に甘えるのが好きでした。まだ幼かった頃は母親や姉によく甘えており、それで可愛がってもらっていたから、当時はとても幸せだったと感じます。しかし今は1人暮らしをしているため、なかなか甘える相手がいません。

これで恋人がいたらたまに会って甘えることができますが、今はいい人がいないため、休日を1人で過ごしていたら「ああ、誰か甘やかしてくれないかなぁ…」なんて考えていました。すると、なかなかいい相手と巡り会えたのです。

それは、セックスがしたくて神待ち掲示板を使ったときの話でした。そのサイトで見つけた女性は同い年なのですが、長女として育ったおかげなのか結構大人びており、最初に会ったときは「本当は年上じゃないの?」と本気で考えてしまいましたね。

ただ、容姿については普通に若々しいですし、仮に年上だとしてもすごく離れている感じはありません。結局のところ、相手とは神待ち掲示板で知り合っただけなのですから、教えてもらった情報を信じるしかないでしょう。

神待ち掲示板を使っていたということで、セックスするときは私の家へ移動しました。相手は泊まるために会ってくれたのですから、私の甘えたいという願望に付き合う義理もない…のですが、長女は頼られることも多いのか、私が恋人っぽく甘えてみたらすんなり甘やかしてくれたのです。

抱きついたらそのまま抱き寄せてくれますし、膝枕をしたらそのまま頭を撫でてくれます。あまりにもスムーズに甘やかしてくれるものだから、「まるで本物の恋人みたいだなぁ…」なんて気持ちになったのです。

とはいえ、あくまでも神待ちしていた女性ですから、勘違いしてはいけません。甘えつつもセックスを楽しんだら眠り、翌朝になったらすんなりと別れ、その際は少し寂しさも感じましたが…それでも、たくさん甘やかしてもらったおかげでかなり満たされていました。